ろうそくメーカーのカメヤマが創業100周年事業の一環として開業したカメヤマローソクタウンが人気だ。工場見学もできる同施設には、光と香りに癒やされる空間が広がる。

 1927年の創業以来、ろうそくや線香などで国内トップシェアを誇るカメヤマ株式会社。同社では創業100周年事業の一環として新たな施設の建設を計画。2024年5月15日、三重県亀山市の本社工場に「カメヤマローソクタウン」をオープンした。
 ろうそくを模したユニークな建物の内部には、「見学」「学習」「製作」「購入」の4つの要素を詰め込んだエンターテインメント空間が広がっている。
 同施設の内装デザインを手掛けたのは、世界的デザイナーの森田恭通氏。77本のキャンドルオブジェが浮遊感を演出し、非日常の世界を。
 屋外には桜の植栽や写真映えするベンチなどが用意され、敷地内の散策を楽しむこともできる。
 館内にはろうそく製造の歴史や技術を紹介する展示などもあり、創業者のモノづくりに対する精神やこだわりに触れられるのも魅力だ。
 ストアゾーンでは、売り場面積、品揃えともに最大を誇る同社の旗艦店として、ここでしか買えないオリジナルグッズなども取り揃えており、連日多くの観光客でにぎわいを見せている。

無料の工場見学のほかキャンドル作りも人気



 同施設の目玉となるのが、ワークショップでオリジナルキャンドルを作り、固まるまでの間に製造ラインを自由に見学できるという、工場見学と手作りキャンドル体験がセットになった約1時間のプログラムだ。
モニターには公式キャラクター「ローソくん」が登場し、工程をわかりやすく説明してくれる。
予約制の無料体験のほか、当日受付の有料レッスンもあり、気軽にモノづくりを楽しめる。子どもから大人まで夢中になれること請け合いだ。
オリジナルキャンドルが作れるワークショップ
オリジナルキャンドルが作れるワークショップ


 また「灯(あかり)MUSEUM」では、薄暗い中に無数のキャンドルが灯り、ゆらめく炎の美しさと心地よい香りに包まれた空間を堪能できる。
 備え付けのベンチで炎を眺めながら過ごすひとときは、家族連れやカップルから好評だ。季節やイベントに合わせたディスプレイなども行われ、訪れるたびに違った雰囲気を味わうことができる。
光と香りが織り成す幻想的な空間を堪能できる「灯MUSEUM」
光と香りが織り成す幻想的な空間を堪能できる「灯MUSEUM」


 「ローソクタウンストア」はろうそくをイメージした外観が特徴で、柔らかな光が差し込む神秘的な空間に限定グッズがずらりと並ぶ。レトロデザイン缶やトートバッグ、復刻パッケージのキャンドルなど、限定のオリジナル商品も数多くラインナップされており、旅の土産にも最適だ。
著名なデザイナーが内装を手掛けた「ローソクタウンストア」
著名なデザイナーが内装を手掛けた「ローソクタウンストア」


 ろうそくのぬくもりに包まれながら、学びと癒やしの時間を楽しめる同施設。今後も季節のイベントや期間限定の展示が企画されており、訪れるたびに新しい発見が待っているはずだ。

施設概要


【住所】三重県亀山市栄町1504ー1
【営業時間】ローソクタウンストア/午前10時から午後5時まで(土日祝は午後6時まで)、灯MUSEUM/午前11時から午後5時まで※施設により異なる
【入場料】工場見学・ミュージアム無料、キャンドル作り体験は有料プログラムあり
【定休日】毎週月曜日(休日の場合は翌平日)
【駐車場】あり(無料)
【アクセス】電車/JR亀山駅より三重交通バス「亀山ローソク」下車 車/東名阪自動車道亀山インターから約10分