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№112

友好関係を築くべき隣国韓国との残念な政治的曲折

2026.8.3更新
 韓国は隣国であるだけでなく、他の近隣諸国であるロシア、北朝鮮、中国と違い、平和と民主主義を希求するわが国と同じ価値観を持つ。だから、日韓が最大級に友好的な関係を築くことは、どちらの国にとっても極めて重要な外交課題であるはずだ。昨今のように複雑な国際問題が多発する時期には、ことさら必要性は強くなる。 にもかかわらず、なかなかそれは実現しない。それは言うまでもなく、両国の間に横たわる過去の歴史が原因だ。ことに、1910年の日韓併合から45年の韓国独立回復までの35年間は、日本が強権的に朝鮮半島を支配し、日本の領土の一部として統治した。「三一運動」などの独立運動弾圧、従軍慰安婦問題などの忌まわしい記憶を払拭できない限り、真の友好関係は結べないだろう。 事実、韓国歴代の大統領たちは、日本政府側が過去の歴史を直視し謝罪の気持を見せることが、日韓友好へ進むための必要条件だと表明してきた。日本側も、それをずっと無視していたわけではない。93年には宮澤喜一内閣の河野洋平官房長官が「河野談話」という形で慰安所の設置・管理及び慰安婦の移送について日本軍の関与を認め、「おわびと反省」を表明した。

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