№108
国会機能を蔑ろにした大多数与党のセコい暴挙
2026.4.1更新
前回も書いた通り、先日の衆議院選挙では、自民党単独で3分の2以上、日本維新の会との連立与党だと4分の3以上という偏った選挙結果がもたらされた。 ただこれは、3分の2以上の国民が自民党を支持したわけでも、4分の3以上が連立与党を支持したわけでもない。比例区の政党別得票では自民党が36・7%、日本維新の会が8・6%だ。自民党は、36・7%の国民の支持で68・0%の議席を、連立与党は45・3%の支持で75・7%の議席を得てしまったことになる。 ただ、もちろんこれは、わたしたちが選択した小選挙区比例代表並立制という選挙制度の結果だから仕方のないことであり、選挙結果が民主主義に基づいたものであることは言うまでもない。ただ、政権交代可能な二大政党制を目標にして作られた制度だけに、ここまで極端な議席偏在は想定外のものだったと言えよう。