№107
極端な選挙結果に歴史を振り返ってみる
2026.3.2更新
思いもよらなかった通常国会の冒頭解散で、電撃的に第51回総選挙が行われた。結果は皆さんご承知の通り、与党自民党の空前の大勝利である。自民党だけで316議席、定数465の約68%を占めた。連立与党である日本維新の会の36を加えれば352であり、実に75.7%となる。自民党で3分の2以上、連立与党で4分の3だ。 わたし自身は、今回の極端な選挙結果を見て心配になってくるが、ただこれは国民が下した審判である。自分の理想と違うからといって国民全体の投票行動そのものを否定するような考え方や発言はあってはならない。まして、自分とは違う投票行動を取った人々に対し、愚かだなどと批判するのは傲慢というものだ。 ただ、こうした結果がもたらすこれからの政治状況については、きちんと考えてみる必要がある。